学情は、「転職意向」に関する調査結果を7月28日に発表した。同調査は、2023年7月3日から7月16日の期間に「Re就活」サイトを利用する20代の社会人466名を対象にインターネットで行われた。
はじめに、「社会人になる前から、転職を視野に入れていましたか?」という質問をすると、61.8%が「はい」と回答。
次に、「転職活動をするにあたって、転職すべきか迷うことがありましたか?」という質問に対しては、65.7%が「はい」と答えた。20代の7割弱が転職活動において、実際に転職するかどうか迷った経験があることが明らかに。
転職すべきか迷った理由として、「転職するにもアピールできるスキルや経験がないと思ったから」が61.1%と最も多かった。次いで、「自分の市場価値が分からなかったから」が52.3%、「早期離職は社会的なイメージが悪いと思ったから」が48.7%で続いた。入社した企業で一定期間働くことが必要だとうかがわせる意見が多く挙がった。
反対に、転職すべきか迷わなかった理由として、「無理して合わない会社で就業し続ける必要がないと思ったから」が71.9%と最も多かった。次いで、「未経験の仕事への挑戦は早い方がいいと思ったから」(43.1%)、「年齢問わず転職が当たり前になっているから」(27.5%)と続いた。