沖縄に接近し猛威振るう『台風6号』沖縄を結ぶ38便が全て欠航した中部空港 やむを得ず予定を変更した人も

沖縄に最接近している台風6号は夏休みの空の便を直撃し、中部空港と沖縄を結ぶ全便が欠航になりました。名古屋や岐阜では2日も猛暑日となり暑い日が続いています。 沖縄県那覇市では、前が見えないほどの強い風と雨となっていて、バイクや自転車は横倒しになっていました。沖縄県南城市では最大瞬間風速50.6m、那覇市で52.5mを観測していて、沖縄の8月の観測史上でもっとも猛烈な風になっています。
(リポート)「中部国際空港から沖縄に向かう便ですが、宮古や石垣を含めて台風により欠航となっています」 大型で非常に強い台風6号は、夏休みの空の便を直撃し、中部空港と沖縄を結ぶ38便全便が欠航になりました。
国内線の出発ロビーは、旅行や帰省する人たちで賑わっているものの、やむを得ず予定を変更した人もいました。名古屋から宮崎に帰省予定:「宮崎に帰省の予定だったんですけれども、雨の視界不良の影響で福岡に降りるかもしれないということだったのでキャンセルして。(息子が)すごく楽しみにしていて、さっきまで泣いていて。ちょっとかわいそうなので食事だけして帰る」 台風6号は、猛烈な風による被害をもたらしています。風・雨・波ともに警戒が必要で、沖縄県大宜味村(おおぎみそん)では、90歳の男性が倒れた車庫の下敷きになり死亡したほか、沖縄県内で少なくとも30人がケガをしています。
名古屋は台風とは無縁のギラギラ太陽で、東海3県は2日も猛暑日となりました。
最高気温は名古屋で35.4度と9日連続の猛暑日となり、岐阜は36.2度で10日連続の猛暑日です。北海道からの観光客:「暑い!」宜野湾から名古屋に里帰り:「(沖縄と)汗の出方がちょっと違う。5日に帰るんですけど、(台風が)九州の方にまた戻っていますよね」