厳しい暑さが続く中、関川村の一部地域で1日、水道管の破裂による断水が発生しました。仮復旧によって断水は2日朝に解消。早期の復旧に住民からは安堵の声も聞かれました。
1日午後1時ごろから断水したのは、関川村の湯沢地区と川北地区の346世帯です。
【松尾和泉アナウンサー】
「断水の原因はこの温泉橋についていた水道管の破裂でした。ただ今は仮の水道管が設置され、すべての地域で断水は解消しています」
水道管の老朽化で発生した可能性もあるという今回の断水。当初は数日続く見込みでしたが、関川村によりますと復旧工事がスムーズに進んだため、2日午前5時半ごろ通水したと言うことです。
関川村の1日の最高気温は31.9℃。厳しい暑さが続く中、早期の断水解消に住民からは安堵の声も…
【住民】
「4、5日かかるって言ったのに、半日1日もかからないで復旧できて本当によかったです」
一方で・・・
【須貝良子さん】
「もう1個だけもらっておこうかなと思って。白いものがまだね」
給水所に訪れた須貝良子さん。1日夜は無料開放された日帰り温泉を利用したと言います。
【須貝良子さん】
「夜は、お風呂は『ゆーむ』で。今朝解消されたので、子どももおかげさまでシャワーをして出かけて行きました」
断水は解消したものの、白く濁った水が出たため、飲料水としての使用は控え、タンクの水を使って生活していました。
【須貝良子さん】
「しばらくは白い水が出るので、飲料水には使わないようにと、放送が入った。いつ何が起きるか分からない」
関川村は、引き続き役場で飲料水を配布しています。