藤井五冠が持ち時間多く使う展開…王将戦第4局1日目が終了 2時間以上の大長考の末そのまま“封じ手”に

藤井聡太五冠に羽生善治九段が挑む将棋の「王将戦」七番勝負の第4局は、1日目が終了しました。

初防衛がかかる藤井五冠と、タイトル100期を目指す羽生九段の注目のカード、ここまで藤井五冠が2勝1敗と先行しています。

羽生九段の先手で始まった対局は、藤井五冠の得意戦法となる「角換わり腰掛け銀」に。午前はハイスピードで進みましたが、午後からは羽生九段が鋭い手を織り交ぜて攻めをつなぎ、藤井五冠が持ち時間を多く使う展開となりました。

藤井五冠は66手目を指すタイミングで2時間以上の大長考。そのまま封じ手に突入し、1日目が終了しました。

10日は午前9時に再開します。