バイドゥは8月1日、「やってみたいTikTokダンスチャレンジTOP10」を発表した。調査は7月12日~18日、同社運営アプリ「Simeji」を利用している10~24歳の男女1,363名を対象にインターネットで行われた。
TikTokでハッシュタグ「#踊ってみた」「#ダンスチャレンジ」を付けてダンス動画を投稿する「TikTokダンスチャレンジ」。
Z世代に「やってみたいTikTokダンスチャレンジ」を教えてもらったところ、テレビアニメ『推しの子』の主題歌「アイドル/YOASOBI(#アイドル)」に合わせて踊るダンスチャレンジが堂々の1位に。「自分がアイドルになった気になりながら踊るの楽しそう!」「流行ってるし、ダンス可愛い!!」「リズムがカッコイイ」「推しの子が好きだし、YOASOBIさんの歌が好き」と、TikTokで“#アイドル”や“#推しの子”をつけてダンス動画を投稿する若者が急増。また、Z世代に人気の韓国アイドル・TWICE、IVE、aespaなどが次々と曲に合わせたダンス動画を投稿するなど、日本のみならず海外でも人気に。
続いて、“Chu!可愛くてごめん”というフレーズから始まるダンス「可愛くてごめん/HoneyWorks feat.かぴ(#可愛くてごめん)」が2位にランクイン。「可愛さを演じてみたい」「一度踊ってみたいなぁって思った」「簡単で可愛い」との声が。Z世代のみならずYouTuberやアーティスト、アイドルなど広くブームとなり、あざとさ全開の歌詞と踊りやすい可愛らしい振り付けに、推しに踊ってほしいとリクエストするファンも。
続く3位には、「オトナブルー/新しい学校のリーダーズ(#首振りダンス)」が登場。「TikTok上半期トレンド大賞2023」大賞を受賞した「オトナブルー」は、昭和歌謡を匂わせる中毒性のある曲調と、なんと言ってもサビの箇所で首を左右に動かす“#首振りダンス”が話題に。「今流行ってるし首振りダンス好きーー」「出来ないけど楽しそう!」「首ぐうぃんってやりたい」「シンプルだけど、アイソレの振り付けが難しいし、かっこいい」といった声が寄せられた。
4位は「Waiting For Love/Avicii(#カマキリダンス)」。スウェーデン出身の音楽プロデューサー・Aviciiが2015年にリリースした「Waiting For Love」をクリエイターのキャメが日本語でカバー。TikTokerモテない後輩(@dyu95ekzjba0)がこのカバー曲に合わせて踊ったダンス動画を投稿したところ、ユーザーから「カマキリの威嚇みたいwwwww」とコメントされ、TikTok上で一気に”#カマキリダンス”として拡散し、注目を集めることに。
続いて、「ファジーネーブル/Conton Candy(#ファジーネーブル)」が5位にランクイン。3人組ロックバンドCoton Candyが4月に配信リリースした「ファジーネーブル」に合わせてTikToker27(@maruchan27)が振り付け動画を投稿したところ、比較的難易度の低いフィンガーダンスに、多くのユーザーが“#踊ってみた”動画としてチャレンジし、話題に。
以下、大人気テレビアニメ『チェンソーマン』第7話限定のエンディングテーマに起用された「ちゅ、多様性。/ano(#ゲロチューダンス)」が6位に、ダンスグループFly Projectが2013年にリリースした「Toca Toca」の陽気なリズムとアグレッシブな電子音がクセになる「Toca Toca/Fly Project(#アニメダンス、#ロカロカダンス)」が7位にランクイン。
8位には、インド映画『RRR』の劇中歌「Naatu Naatu」に合わせて踊るハイレベルの高速ダンス「Naatu Naatu(映画『RRR』劇中歌)/Rahul Sipligunj(#ナートゥダンス)」が登場。続いて、7人組ボーイズグループTHE SUPER FRUITが歌うデビュー曲「チグハグ/THE SUPER FRUIT(#チグハグダンス)」が9位に。「それでは聴いてください、チグハグ」という掛け声が『TikTok流行語大賞2022』大賞に選ばれ、大ブームに。
そして、10位には、韓国で大注目のシンガーソングライター・imaseが2022年にリリースした「NIGHT DANCER」を使ったダンスチャレンジ「NIGHT DANCER/imase(#NIGHTDANCER)」がランクインした。