ヨーロッパではどの国が飯がおいしい? 訪問して分かる“格差”…の画像はこちら >>
ヨーロッパのご飯事情でまず大きな話題になるのがイギリスだ。
イギリスと言えばロンドンやロイヤルファミリー、アフタヌーンティーやブリティッシュガーデンなど極めて高貴なイメージが先行し、ヨーロッパでも比較的に治安が良い。
よって、無意識のうちに食もおいしいとイメージしがちだ。確かに、パブでビール片手にフィッシュアンドチップスを食べながらサッカー観戦するのは楽しいが、イギリス料理と聞いて何を思い浮かべるだろう。
おそらく、イギリス料理って日本ではかなりイメージが薄く、これだ! と答えられる人は少ない。それほどイギリス料理って世界的には馴染みのないものと言えよう。
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これまで筆者はヨーロッパ25ヶ国あまりを旅してきたが、やはり飯事情が恵まれているのはイタリアとスペイン、そしてフランスだろう。
イタリア料理って聞いて1つ2つしか答えられない人はほとんどおらず、むしろローマやミラノのパスタ専門店より日本にあるパスタやピザの方がおいしいこともざらにあり、それくらい日本ではイタリアンが浸透している。
スペイン料理もパエリアやアヒージョなど近年日本人にとっても馴染み深いものになっている。フランス料理は高級なイメージが先行するが、日本人がイメージするフランス料理を食べるフランス人も限られ、地元の人たちが家庭的なフランス料理を好む。
実際、パリの街角にありそうな安そうなレストランにある一般的なフランス料理の方が、高級フレンチよりおいしい。
今後、ヨーロッパの飯事情を重視して渡航するのであれば、ぜひスペインとイタリアが良いだろう。