北海道 5日にかけて非常に激しい雨 8月の1か月で降る雨を超える恐れも

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北海道付近は、3日から5日頃にかけて、前線が北海道付近を南下し、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込みます。日本海側北部やオホーツク海側北部を中心に、断続的に雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨となる見込みです。また、5日頃にかけて、総降水量は8月の平年の1か月の降水量より多くなる恐れがあります。わずか数日間で1か月分の雨が降るということは災害が発生する可能性も高くなります。大雨による低い土地の浸水や土砂災害、河川の増水や氾濫に警戒し、最新の気象情報や自治体からの防災情報に注意してください。
北海道 大雨に警戒、蒸し暑さも続く。

今日(3日)は、日本海側北部では1時間に50ミリと非常に激しい雨が降り、日本海側南部でも1時間に30mmと激しい雨の降り方となる所があるでしょう。オホーツク海側では紋別地方を中心に1時間40ミリの激しい雨が降り、太平洋側は渡島や胆振地方など西部を中心に雷を伴って雨が降る見込みです。あす(4日)は、日本海側では北部や空知地方を中心に1時間40ミリと激しい雨が降るでしょう。オホーツク海側は紋別地方を中心に1時間に30ミリと激しい雨の降る所がある見込みです。太平洋側も広く雨が降り、雷を伴う恐れがあります。あさって(5日)も、日本海側とオホーツク海側を中心に雨が降り、局地的に激しく降るでしょう。6日にかけても雨が続き、さらに雨量が多くなる恐れもあるため、最新の気象情報に注意して下さい。
レベル3:高齢者等避難 レベル4:避難指示 に注意!

災害発生の恐れがある場合、自治体から防災情報が発表されます。レベル3の高齢者避難は「高齢者や要配慮者など、避難に時間がかかる心配がある方は避難をはじめて下さい」というものです。そして、レベル4の避難指示は「全ての人が危険な場所から避難してください」というものです。もしも、「高齢者避難や避難指示を見聞きしたことはあるが、その時は何も起きなかった」という経験があっても、決して油断をしないようお願いします。避難をして何も起こらないことは、とても幸いなことです。避難して損をすることはなく、それはそのまま訓練にもなります。近年、これまでにない大雨が頻発しており、いつ自分が災害に巻き込まれるかわかりません。自治体の指示に従って行動するようにしましょう。