女性7割「自分の顔が『今日はイケてない』と感じることがある」 – 理由は?

花王 ビューティリサーチ&クリエーションセンターは、日々の自分の顔の変化に関する調査の結果を発表した。調査は2023年6月、20~50代の男女(n=10,000)を対象に、インターネットで行われた。
○毎日「今日はイケてないと感じる」も女性2割

「日によって”今日はイケてる/イケてない”と感じることはありますか」という質問に対し、女性の約7割、男性の約3割が「感じることがある」と回答した。日々の生活の中で、「自分の顔が変化する」という認識があり、特に女性はお化粧をする機会が多いことなどから、男性に比べて、自分の顔のわずかな変化を感じやすいと思われる。さらに年代別にみると、男女とも20代が最も多く、年代が上がるにつれて少なくなる傾向がみられた。

「今日イケてない」と感じる頻度について尋ねたところ、20代女性の4割以上、20代男性の約3割が週4回以上と回答。さらに、女性の約2割は「毎日」感じており、高頻度で日常的に顔の変化を感じていることが明らかになった。また、「”今日はイケてない”と感じるのはいつですか」と質問したところ、20代の約9割が「朝」と回答。男性は起床時、女性は朝のメイク時に最も感じていた。

○イケてないと感じるパーツ1位は「目もと」

続いて、「今日イケてないと感じるパーツ」について聞いたところ、フェイスラインや頬、口もとに比べて、男女とも目もとが最も多いことがわかった。目もとの具体的な状態については、目の下のクマ、目が小さく見える、目力がない、瞼のむくみなどが多く挙げられた。

○原因は「睡眠不足」「スマホの長時間使用」など

また、「”今日イケてない”と感じる原因」については、「睡眠不足」「疲労」や「ストレス」「目の疲れ」に次いで、「スマートフォンの長時間使用」も6割以上が選択。スマートフォンが手放せない現代人にとって、”デジタルストレス”は美容にも悪影響を及ぼしていそうだ。

○イケてないと感じたときの対処法

「今日イケてない」と感じたときの対処法について聞いたところ、20代の約7割が応急処置を実施していた。女性は「メイクでカバーする」が最多。これに対して男性は「スキンケア」が最も多く、さらに女性よりも「体を動かす」「お風呂/シャワー」「温める」などの対策が多い結果となった。

その一方、日常的に目もとのお手入れをしている人は約3割にとどまることが明らかに。目もとのお手入れをしたいと思っていながらしていない理由として、「どんな化粧品を選んで良いかわからないから」「面倒だから」「目もとの悩みがそれほど深刻でないから」などが上位に挙げられた。

○忙しい朝でも簡単にできる目もとのお手入れ方法

20代はまだ目もとの悩みが深刻化していないが、多くの人が、朝の目もとの状態が原因で「今日イケてない」と感じていた。そこで同社では、忙しい朝でも簡単にできる目もとのお手入れ方法を紹介している。

目もとのお手入れは、目もと専用の化粧品を瞼と目の下に塗り広げて、やさしく行う。コンタクトレンズは外した状態でお手入れを。