グラウンドから98本のクギが…市「調査が遅かったと認識」小4男児の10針縫う大けがを受けて調査

愛知県西尾市のグラウンドで小学生が地面から突き出たクギで大けがをした事故を受け、西尾市は金属探知機を使った市内のグラウンドの調査に乗り出しました。すると新たに98本のクギが出てきました。
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西尾市の横須賀公園には機械を地面にかざす職員の姿が。手に持っているのは金属探知機です。
CBC
探知機が反応した場所を掘ると…(柳瀬晴貴 記者)「土の中からクギがでてきました。かなり深く刺さってた」
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ことし4月、ここから近い場所にあるコミュニティ公園のグラウンドで、ソフトボールの練習をしていた小学4年の男子児童が地面から突き出たクギで左ひざを10針縫う大けがをしました。今回、金属探知機による調査が行われた横須賀公園のグラウンドは2日、CBCの取材班が現場を訪れていました。その際、地面にくぎが打ち込まれていると見られる目印を発見。その数、およそ20か所!市に確認すると…
CBC
Q近くのグラウンドにも目印あるが?(西尾市 担当者)「把握していないですね。誰がやったのかもちょっとわからないですね」
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4日、西尾市はその横須賀公園のグラウンドを金属探知機で調査。およそ1時間半で合わせて98本の釘が見つかりました。
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これについて西尾市のスポーツ振興課は「事故が起きた施設以外も速やかに調査するべきだった。遅かったと認識している」とコメントしました。西尾市は今年度中に市が管理する残る16のグラウンドを金属探知機で調査する方針です。