まだまだ暑い今年の夏。冷たい和スイーツはいかがですか？ 日本茶インストラクターとしておすすめしたいのが、「茶氷」！ 「茶氷」とは、静岡茶を使ったかき氷のことで、公益財団法人「するが企画観光局」が６年前にプロジェクトを立ち上げました。
県内各地の製茶問屋やカフェなどで、個性豊かな「茶氷」が９月末まで振る舞われています。今年は６１軒が参加。すっかり静岡の夏を彩る風物詩として定着しています。参加店舗のひとつ、静岡市葵区の浜佐商店では、大きな竹筒に入った「茶氷」を味わうことができます。
「煎茶」と「ほうじ茶」の２種類のシロップがあり、どちらも有機栽培のお茶をふんだんに使っています。この日は「煎茶」をいただきましたが、実に濃厚！ お茶のうまみと渋み、香りが豊かで清涼感たっぷり。お茶を氷で食べている感覚です。
暑さで疲れた体がスーッと癒されました。そして、食べ進めると…。竹筒の底にはサプライズが！ 人気の水ようかんと、モチっとした大福のような「あん茶もち」が隠れていました。
この夏、県内各地の「茶氷」を食べ比べてみるのもいいですね。詳しくは「茶氷」で検索してみてください。