三重県鳥羽市では海岸に流れ着いたプラスチックごみを再利用して作られた小物などを紹介する展示会が始まりました。
模様が特徴的なカラフルなボールペン。海洋ごみをプレスして作った板を職人が削り出してできたものです。
環境問題に取り組むNPO法人が企画した「海ごみアップサイクル展」では海洋プラスチックごみのリサイクルに取り組む企業19社が作った製品が展示されています。
会場にはプラスチックごみと使用済みのストレッチフィルムを合わせて作ったゴミ袋や様々な色のかけらをプレスしてカットしたアクセサリーなども並んでいます。
NPO法人木野環境調査研究部 戸倉明子さん:
「海洋のごみの方がプラスチックの方が多い。もしかしたらリサイクルする仕組みを作るのに希望があるんじゃないかと思って企画しました」
この展示会は8月20日まで「エクシブ鳥羽」で開かれています。