ジェンダーレストイレ早期廃止に「多目的を増やせばよかった」 …の画像はこちら >>
今年4月、新宿・歌舞伎町にオープンした国内最大級の複合型エンタメ施設「東急歌舞伎町タワー」に設置された「ジェンダーレストイレ」。今日4日から男女別となり、ツイッター(現・X)で話題となっている。
多様性を認める街づくりの象徴として、性別に関わらず使用できるようにと設置されたジェンダーレストイレだが、「女子トイレがない」など、設置当初から不評を買うなど話題に。
さらに興味本位で通り抜けて行く男性がいるなど不快な場面もあり、抗議殺到の末きょう4日から男女別に変更。女性用7室、男性用3室、多目的2室の計12室となった。
わずか4ヶ月での廃止に「…そりゃそうだろ…としか思えないわ」「むしろよく4ヶ月も続けましたね。2週間で廃止になると思ってましたよ」「想像力の欠如…」などと呆れる声が続出している。
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“多様性”という言葉がよく挙げられる世の中だが、ジェンダーレストイレの設置について「ただただトランスジェンダーを一括りにして押し込めているようにしか…とは思ったもんな」との声があがった。
また、「何でもかんでも多様性や少数意見に配慮すれば良い訳ではない」「少数派のお気持ち重視だけして、多数の安全への不安を無視するから」「性別、国籍、国境、何事も線引は必要よ」といったコメントも。
「オールジェンダーだけにしたら、それは多様性を否定してることになるってわからないものだろうか」と、トランスジェンダーに理解がないというわけではなく、“偏った配慮”に対する指摘も多いように見受けられる。
また、多かったのが「初めから多目的トイレで良かったんでないの???」という意見で、「日本には早くから人工肛門の人も車椅子も老若男女が使える誰でもトイレというのがあってな」「単純に多目的を増やせばよかったんや」「だから!!! 多目的トイレを!!!! 作れ!!!!!!!!!」といった声も目立つ。
一方で「(批判が)『SNSで相次いだ』って、本当に実際の利用者の声なの? SNSで遠くから言ってる人の声聞いてどうするの。ただ女の味方したい方々が騒いでるだけでしょ。そんなことで撤去した行動のほうがよっぽど問題」との声も…。
しかし「すごく行きづらかったし落ち着かなかった。警備員もいるしさ」と実際に利用した人の感想も上がっており、用もないのにウロウロしていた男性たちに対して「同性から見てもまじでキモかった」と、男性も不快に感じていたというのが事実のようだ。
その他、「実績作りたいだけなら最上階とかにひっそり建てれば文句も言われなかったろうに。みんながよくいく階層に建てるからそうなる」との意見もあり、「最終的にはどうにかなるんじゃないかな。カフェの男女共用トイレは怒られてないし、大学にも設置がポツポツあるようだし」と、設置場所含め偏らない配慮があれば今後設置の見込みはあるのかもしれない。