台風6号周辺の湿った空気 関東の所々に雨雲 都心から雨柱も …の画像はこちら >>
6日(日)、台風6号周辺の湿った空気が流れ込み、関東地方でも所々で雨雲が湧いています。東京都心から雨柱も見えています。午後も大気の不安定な状況が続き、雷を伴った激しい雨や非常に激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。
関東地方 所々に雨雲
台風6号周辺の湿った空気が流れ込み、関東地方でも大気の状態が不安定になっています。12時現在も関東南部や茨城県を中心に所々で雨雲が発達しています。茨城県つくば市では12時10分までの1時間に32.5ミリの激しい雨が降りました。また、東京都心から見た空には局地的豪雨の際に、雨の降る様子がまるで空から地面に柱が立っているように見られる「雨柱(あめばしら)」が見られました。
大気の不安定な状態が続く 午後も天気の急変に注意
関東地方では6日(日)午後も大気の不安定な状態が続くでしょう。晴れていても天気の急変に注意が必要です。所々で雨や雷雨になり、激しい雨や非常に激しい雨が降り、大雨となることがあるでしょう。低い土地の浸水、土砂災害、河川の増水に注意・警戒してください。雨雲が予想以上に発達したり、同じ場所に停滞した場合は、警報級の大雨となる恐れがあります。7日(月)にかけても大気の不安定な状態が続くでしょう。所々で雨雲や雷雲が発達し、雷を伴った激しい雨や非常に激しい雨が降りそうです。その後、10日(木)頃にかけても台風6号周辺の湿った空気が流れ込みやすく、ゲリラ豪雨に注意が必要です。
ゲリラ豪雨に遭遇したら
ゲリラ豪雨(局地的な大雨)に遭遇したら、次の3つのことを心がけてください。① 頑丈な建物に入りましょう。発達した積乱雲は、ゲリラ豪雨(局地的な大雨)だけでなく、落雷や竜巻などの突風をもたらすこともあります。屋外にいる場合は、すぐに頑丈な建物に入り、2階以上の、窓から離れた所へ避難しましょう。② 最新の気象情報を確認しましょう。ゲリラ豪雨(局地的な大雨)は、ごく狭い範囲で、短い時間に大量の雨が降るというのが、特徴です。雨雲レーダーをチェックすると、「今、どこで雨雲が発達しているのか」という実況だけでなく、「この後、雨雲がどこへ進むのか」という予想もわかります。自分のいる付近を拡大すれば、より詳しく知ることができます。③ 地下施設・水辺から離れましょう。ゲリラ豪雨(局地的な大雨)が街中で発生すると、アスファルトなどによって水はけが悪いために、思わぬ所に水が溜まる恐れがあります。地下施設にいる場合は、できるだけ早く、地上の高い所へ移動してください。また、雨宿りをする際は、建物の地下室や、地下街を避けましょう。橋の下も、川が急に増水する恐れがありますので、絶対に避けてください。