AlbaLinkは8月4日、「通勤時間のストレスに関する意識調査」の結果を発表した。調査は7月10日~16日、通勤時間が片道1時間以上の男女499名(女性261名、男性238名)を対象にインターネットで行われた。
○「座れない」「混雑している」ストレス
調査によると、「通勤時間にストレスを感じる」という人は、実に84.6%。特に「座れない」(159人)ことや「混雑している」(141人)ことにストレスを感じる人が多いよう。コメントをみると、多くの人が「疲れているときに座れない」「なかなか席が空かずずっと立っている」「すし詰め状態」「満員電車で押される」といった状況で通勤していることがわかった。
また、「長時間やることがない」「移動時間はお金にならない」など、「時間を無駄にしている」(43人)ことにストレスを感じたり、「歩きスマホ」「電車内で騒ぐ」「席を占領する」といった「マナー違反する人がいる」(40人)ことに苦痛を感じる人も。
以下、5位「感染症が怖い」、6位「渋滞にはまる」、7位「早起きが必要」、8位「バス・電車が遅延する」、9位「運転がしんどい」と続き、10位には「ニオイが気になる」がランクイン。特に「汗」や「体臭」「香水」のニオイに苦痛を感じる人が多かったほか、「柔軟剤」のニオイが気になる人も目立った。
○通勤時間が長いことのメリットは?
一方、通勤時間が長いことのメリットとしては、1位「読書できる」(94人)、2位「勉強できる」(72人)、3位「一人の時間をもてる」(58人)、4位「音楽が聴ける」(57人)、5位「寝られる」(54人)という結果に。
回答はさまざまだが、“時間を好きに使える”ことがポイントといえそう。「家や職場ではできないこと」「家族や同僚がいるとできないこと」をできるのが、通勤時間のメリットであることがわかった。
○通勤時間の許容範囲は平均「50分」
最後に「通勤時間の許容範囲」を聞いたところ、「~30分」(38.7%)や「~1時間」(45.5%)に回答が集中。1時間を超えるとしんどいと感じる人が多いようで、許容できる通勤時間は平均「50分」となった。