熱い戦いが繰り広げられている夏の甲子園。いよいよ８月９日、東京学館新潟が初戦を迎えます。大事な一戦を前に最終調整した選手たち。気合いも十分です。
【記者リポート】
「初めての甲子園球場での試合を控えた学館ナイン。新潟で練習していたとき以上に声がよく出ていて、試合に向けて士気が高まってきています」
９日の試合開始時間に合わせて午後１時から練習を始めた東京学館新潟ナイン。
チームの最大の特長である守備ではこの日も時間を割き、様々な場面を想定して連携などを確認しました。
また、エース・涌井陽斗投手もキャッチャーを座らせて投球練習するなど最終調整に汗を流しました。
【東京学館新潟 涌井陽斗 投手】
「インコースで攻めたピッチングをしっかりやって、一日でも長くこのメンバーで試合をするために自分の役割をまっとうしたい」
一方、対戦相手の市立和歌山は最速１４０キロを超える本格派右腕２人を擁します。
この日の打撃練習では速い球に慣れるため、ピッチャーをマウンドの２ｍほど前から投げさせたほか、実践を想定した練習を行いました。
【東京学館新潟 佐藤明日葵 選手】
「低い打球を打って、絶対に出塁して、新潟県民の皆さんにいい報告ができるように頑張りたい」
県大会は終盤勝負に持ち込んで勝ち上がってきた学館。市立和歌山も決勝を延長サヨナラで勝つなど粘り強いチームですが…
【東京学館新潟 八幡康生 主将】
「粘り、泥くさくという部分は負けたくない。次の試合に臨めるよう学館野球で頑張りたい」
【東京学館新潟 旅川佑介 監督】
「どのバッターもピッチャーもレベルの高い選手が揃っているなという感想。何とか崩すためには、自分たちのやるべきことをやることが大事かなと思う」
東京学館新潟と市立和歌山は９日の第３試合で戦います。