地上1cm-21cmまで感知…大雨などによる道路の浸水状況を知らせる自販機 国の実証実験で市役所に

三重県の津市役所に、大雨などによる道路の浸水状況を知らせる自動販売機が設置されました。

この自動販売機は、国の実証実験として津市役所に設置されました。通信設備を搭載し、10mほど離れた歩道のセンサーが感知した浸水の情報を受信して、国交省などにデータを送信します。

センサーは地上1cmから21cmまでの水を感知。状況がリアルタイムで把握できることから、交通規制や救助の出動に活用が期待されます。

管理費用などは自動販売機の収益で賄われるということで、津市は8月中に別の場所でも同様の設備を設置し、データを検証しながら豪雨災害などへの対応に役立てる方針です。