日大・林真理子理事長「薬物見つかっていない発言」に言及「私の発言は言葉足らずで唐突であったと本当に反省」

日本大学の林真理子理事長と酒井健夫学長、澤田康広副学長が8日、アメリカンフットボール部の部員が覚醒剤取締法違反(所持)と大麻取締法違反(所持)で逮捕されたことについて東京・九段の日大本部で会見した。
冒頭、今回の事件について頭を下げ謝罪した林氏。「先般(8月2日)、メディアの取材に対し、『違法な薬物は見つかっていない』という私の発言により混乱を招いてしまいました。その発言をした時点では学生寮で見つかったものが違法な薬物なのかどうか、警察において確認を進めていただいていたところであり、本学としては確認の結果について連絡を受けていないという意図の発言でございました」と説明。
「私が(2日に)皆さんの囲み取材を受けるまで直前まで担当副学長、担当常務理事らと会議を行い、当日、現時点では一部マスコミに報じられているようなアメフト部寮内において、薬物が発見されたことは確認できておりませんというコメントを文部科学省記者クラブにリリース致しました。リリースに記載した内容をお伝えしたつもりでございますが、確かに私の発言は言葉足らずで唐突であったと本当に反省しております」とした。
林理事長らは7日夜、緊急の理事会を開催していた。