【台風情報】台風7号 “列島直撃” の可能性も 最新進路 13日~16日頃は特に注意 一方で40℃近い猛暑の所も 【気象予報士解説】(9日午後6時45分現在)

日本列島には2つの台風が影響しそうです。台風6号と7号。台風7号が13日、14日あたりから、かなり影響が出る恐れがあります。
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まずは7号を見てみると、この後は西寄りに進んだ後、北上する見通しです。今までは高気圧があってブロックしていたんですが、高気圧が弱まって通り道ができてしまうため北上する見通しです。お盆期間ということで影響が出る恐れがあります。特に13日から16日頃は、交通の乱れなどに注意してください。
CBC
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そして、もう1つは台風6号。こちらは今九州の西の海上を北上中です。台風というのは、反時計回りに風が吹いていますので、今台風が九州のあたりにあっても、南寄りの湿った空気、そして暖かい空気を持ち込んで、特に9日は日本海側で気温が上がりました。
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9日の最高気温を全国で見てみると、日本海側はズラリと35度以上。暖かい空気が流れ込んで、山を越えて「フェーン現象」が起きて気温が上がり、9日新潟県の三条市では39.8℃まで上がったんですね。10日もこの状態は続く見通しです。
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では、雨と風の予想です。台風本体の雨雲は海の上を通って北上する見通し。ただ湿った空気を送り込んで九州、四国、そして東海地方、愛知県や岐阜県、三重県、名古屋市でも雨が続きます。特に10日の朝にかけては、活発な雨雲がかかって激しい雨の降るところがありそうです。
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台風はその後だんだんと北上して、日本列島から離れるんですが、湿った空気だけは送り込んでいきます。三重県など、所々でまだ雨が続く恐れがあります。これまでに降った雨で地盤が緩んでいますので、雨が弱まったとしても、土砂災害には注意が必要です。
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