実践的な救命救急方法も学ぶ…消防学校で小学生が消防士の仕事を体験 指導役は春に採用の新人消防士たち

愛知県尾張旭市の消防学校で9日、子供たちが消防士の仕事や救命技術などを学びました。

消防士と一緒に真剣な表情でホースを握る子供たち。

9日は愛知県内の小学生およそ180人が参加し、火事の現場で行う消火活動のほか、心臓マッサージやAEDの使い方など、実践的な救命救急の方法も体験しました。

また、南海トラフ巨大地震を想定した震度7の揺れを体験し、消防士から身を守る方法を学んでいました。

女子児童:
「楽しかったです。(ホースが)ちょっと重たかったけど」

男子児童:
「勢いよく出て、あまり思い通りに水がまっすぐ行かなくて大変だった。(消防士は)かっこいい。なりたいです」

この日、子供たちに指導したのは、この春に採用されたばかりの新人消防士たちで、未来を担う子供たちへメッセージを送っていました。

新人消防士:
「人と関わる時に、真剣なまなざしで誰かのために動く姿を見てほしいなと思っています。将来は消防士になってもらいなと思っています」