洗濯の時、衣類を守るために使いたいのが「洗濯ネット」です。洗濯ネットにもさまざまな種類があり、衣類に合わせて使い分ければ、より効果が高まることをご存じですか。
ライオン公式Instagramアカウント「ライオン Lideaーリディア」(lidea_lion)の投稿から、ネットを使う目的や上手な使い方を紹介します。
ライオン公式によると、洗濯の時に専用ネットを使用する目的は主に3つ。「洗濯ダメージから衣類を守るため」「からまりや型くずれの予防」「毛羽立ちや細かなゴミの付着予防」です。洗濯ネットに入れて洗うだけで、お気に入りの衣類を長持ちさせられるでしょう。
洗濯ネットを使ったほうがいい衣類は、洗濯表示マークから判断できます。「洗濯ネット使用」という記載があれば、ネットに入れたうえでおしゃれ着洗いするのがおすすめです。
このほかにも、装飾やホックが付いている衣類は洗濯ネットに入れるのがおすすめ。装飾やホックを守りつつ、そのほかの衣類を傷付けるのを防いでくれます。
黒や紺といった濃い色合いの洋服は、洗濯後に細かな糸くずが気になりがちです。ネットに入れて洗濯すれば、「洗濯後のゴミ取り」をする必要もなくなります。家事の負担軽減につながるのではないでしょうか。
洗濯ネットは、洗濯物1枚に付き1つ用意するのが基本です。衣類にぴったりのサイズを選ぶことで、ネットの中で偏るのを防いでくれます。全体をしっかり洗濯できるため、汚れ落ち効果も高まるでしょう。
どんな衣類にも対応できるよう、サイズ違いの洗濯ネットを複数枚用意しておくと安心です。
洗濯ネットを使う時のコツは、衣類をきれいにたたんだ状態で入れること。装飾が付いている衣類は、裏返してたたんでください。装飾が引っかかったり、引っ張られて傷んだりするのを防いでくれます。
毛羽や糸くずなど、細かなゴミの付着が気になる場合は、洗濯ネットの目が細かいものを選ぶのがおすすめです。糸くずが付着しやすい素材でも、安心して洗濯できるでしょう。
お気に入りの洋服はできるだけ長持ちさせるためにも、洗濯ネットに入れて洗濯することは大切です。
また、衣類を長持ちさせるためには、干し方も重要。干す時は裏返しにすると、紫外線による色落ちも防止できます。また、縫い目やポケットなど、布地が重なった部分が表に出るので、より乾きやすくもなります。
使うハンガーは、針金の細いものよりもプラスチック製や木製など、太目のものを使ったほうが型崩れ防止につながります。ハンガーにかける時は、衣類の肩の部分とハンガーの肩の部分を合わせることもポイントです。
平干し推奨の衣類を干す時は、平干しネットがあると便利です。
洗濯ネットを上手に使えば、デリケートな衣類を守りつつ、効果的に汚れを落とせます。上手な干し方も覚えて、ぜひ活用してみてください。
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[文・構成/grape編集部]