鹿児島県「線状降水帯」発生中 命の危険も 災害発生の危険度が急激に高まる

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きょう9日、種子島・屋久島地方(鹿児島県)では、線状降水帯による非常に激しい雨が同じ場所で降り続いています。引き続き、土砂災害、河川の氾濫に厳重に警戒してください。
鹿児島県に「線状降水帯」発生中

9日午前10時20分、鹿児島県に「顕著な大雨に関する情報」が発表されました。速度の遅い台風6号の影響で、種子島・屋久島地方(鹿児島県)では線状降水帯による非常に激しい雨が同じ場所で降り続いています。命に危険が及ぶ土砂災害や洪水による災害発生の危険度が急激に高まっています。鹿児島県ではあす10日にかけても活発な雨雲がかかり、雨の降る量がさらに増えるでしょう。あす10日午前中にかけて線状降水帯が発生しやすい状況が続く見込みです。引き続き、土砂災害や河川の氾濫などに厳重に警戒してください。
線状降水帯発生時にとるべき行動とは

線状降水帯が発生している場合は、すでに土砂災害や洪水による災害発生の危険度が、急激に高まっている状態です。自治体からの避難に関する情報を確認のうえ、早めの安全確保を心がけましょう。すでに避難することが危険な場合、家の中の、崖や川から離れたできるだけ高い所で身を守るようにしてください。(ただし、土石流が想定される箇所においては、危険な区域の外へ退避する、もしくは堅牢な建物の高層階に避難することが基本です。)