スニーカーなど出品し約1900万円稼いだネットオークションは「副業」…市役所の45歳男性職員を懲戒処分

三重県伊勢市の職員が、副業でネットオークションでスニーカーを販売し、計約1900万円を稼いでいたとして、減給の懲戒処分を受けました。

市によりますと、伊勢市会計課の男性職員(45)は2022年9月までの10年間に、ネットオークションでスニーカーなどを出品して、計約1900万円を売り上げていました。

多い時には年間900件ほどの取引をしていて、2022年9月、税務署から男性職員に対し申告漏れの指摘があり、本人が市に報告したことで発覚しました。

市は不特定多数に対し、定期的に継続して出品していた行為が「副業」にあたると判断し、2月10日付けで男性職員を減給10分の1、6カ月の懲戒処分としました。

市の聞き取りに対し、男性職員は「自分で使うためにスニーカーを購入していたが、いらなくなったので出品した」などと説明しています。