高齢女性から1100万円詐取の疑い 自称スーパー店員の22歳女逮捕 “株式の分配金”と嘘の電話かけたか

今年3月、高齢女性から現金1100万円をだまし取ったとして、東京都に住む22歳の女が岐阜県警に逮捕されました。

逮捕されたのは、東京都練馬区の自称・スーパー店員の阿部莉奈容疑者(22)です。

阿部容疑者は今年3月、養老町に住む70代の女性に株式の共同購入にかかる分配金の支払い名目で電話をかけ「資産を減らさないと分配金が出ません」などとウソを言って、5回にわたり現金1100万円をだまし取った疑いが持たれています。

警察によりますと、女性は2月上旬から「亡くなったご主人が8人グループで買っていた株がある。分配金を得るためには金が必要」などの電話を受けていて、これまでに約1300万円を郵送していました。

警察は阿部容疑者の認否を明らかにしていませんが、共犯者など組織の実態解明を進めるとしています。