沖縄タイムスは、浦添市のキャンプ・キンザー(牧港補給地区)の深刻な土壌汚染を明らかにした米海軍海兵隊公衆衛生センター(NMCPHC)の報告書を本社ホームページ「沖縄タイムス+プラス」で全文公開した。
報告書は2019年にまとめられ、英文で全384ページ。基地内の土壌から米環境保護局(EPA)の基準値を大幅に上回るダイオキシン、PCB、ヒ素などが検出されたことを調査データや地図で示している。本紙のジョン・ミッチェル特約通信員が米情報公開法で入手した。
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