台風7号 潮岬付近に上陸…東海地方で線状降水帯発生の恐れ 三重・熊野市では8月観測史上最大の24時間雨量187ミリ

台風7号は15日午前5時前に、和歌山県潮岬(しおのみさき)付近に上陸しました。東海地方では線状降水帯が発生する恐れがあり、土砂災害などに厳重な警戒が必要です。

台風7号は午前5時現在、和歌山県潮岬付近に上陸し、時速10キロの速さで北西に進んでいるとみられます。

現在、三重県の津市中西部と伊賀市に土砂災害警戒情報が発表されていて、各地で暴風などの警報が出ています。また午前5時時点で、三重県の紀宝町全域、松阪市の一部、熊野市の一部、伊賀市の一部、愛知県豊川市の一部の地域に避難指示が出されています。

三重県では、未明から計1万2700戸で停電が発生しています。

熊野市では午前5時までの24時間で、8月の観測史上最大となる187ミリを観測していて、今後1時間に降る雨の量は三重で80ミリ、愛知と岐阜で50ミリと予想されています。