まだ「猛暑」 体温並みの暑さも 気象庁「高温に関する全般気象…の画像はこちら >>
気象庁は「高温に関する全般気象情報」を発表。東日本と西日本では、23日(水)頃にかけて、所々で最高気温が35℃以上の猛暑日になるでしょう。
この先も猛烈な暑さ 寝苦しい夜
きょう16日、気象庁は「高温に関する全般気象情報」を発表しました。東日本と西日本では、23日(水)頃にかけて、気温の高い状態が続くため、熱中症対策をするなど健康管理に注意するよう気象庁は呼びかけています。お盆を過ぎても厳しい暑さが続くでしょう。この先1週間、所々で最高気温が35℃以上の猛暑日になりそうです。東京都心や名古屋市などでは連日のように猛暑日となり、うだるような暑さが長く続くでしょう。特に、19日(土)頃は日差しもでて、内陸部では体温並みや体温超えの暑さになりそうです。さいたま市や岐阜市などでは37℃まで気温が上がるでしょう。体にこたえる危険な暑さとなりますので、熱中症に警戒が必要です。のどの渇きを感じる前に、こまめに水分をとるようにしましょう。屋内では適切にエアコンを使い、涼しい環境でお過ごしください。夜間も気温の下がり方は鈍く、広く熱帯夜(夜間の気温25℃以上)が続くでしょう。寝苦しい夜が続きます。夜間の熱中症にもご注意ください。夜もエアコンで室内を涼しくしたり、寝る前にコップ一杯の水を飲んだりするなど対策をしましょう。
熱中症の応急処置
熱中症は、できるだけ予防したいものですが、万が一、症状が疑われる場合は、次のような応急処置が必要です。まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。水分と塩分を補給しましょう。冷たい水を、自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。