佐賀県の嬉野温泉で、将棋の王位戦七番勝負の第4局が始まりました。ここまで3連勝の藤井聡太七冠は、今回勝てば「王位」のタイトル4連覇となります。
先手は挑戦者の佐々木大地七段で、長崎県対馬市の出身ということもあり、地元・九州で反撃したいところです。
台風の影響で13日から佐賀に来ている2人。対局を主催する西日本新聞の子ども記者から、次のような質問が…。
子ども記者:
「私は人見知りをしますが。藤井さんは小学生の頃、人見知りをしていましたか?」
藤井七冠:
「私自身も今もそうなんですけど、子供の時も割と人見知りの性格でした。将棋を通して友達も増えたし、共通の好きなことを見つけられると、すごく楽しく学校でも過ごせるんじゃないかなと思います」
Q.子ども記者の質問はどうでしたか?
「まったく予想していないことが(笑)」
子ども記者からの予想外の「一手」に、ちょっと困惑した藤井七冠。
対局は、佐々木七段の得意戦法・相掛かりを予想していたのか、藤井七冠はこれを真っ向から受ける形となりました。
前人未到の「八冠ロード」に突き進むため、絶対条件の防衛を決められるのか…。対局は16日夜までに決着がつく見込みです。