発がん性が指摘される…化学物質『PFAS』を市の水源地から検出も“未公表” 岐阜・各務原市長が陳謝

発がん性が指摘される「PFAS」の検出をめぐり、岐阜県各務原市の市長が陳謝しました。

浅野各務原市長:
「市民の皆さんに大変なご不安を与えていることに、改めてお詫び申し上げるところであります」

各務原市の浅野健司市長は17日、市の水源地で3年前から国の暫定目標値を超える有機フッ素化合物=PFASが検出されていながら、公表をしていなかったことを陳謝しました。

浅野市長は2022年4月に市の関係部局から報告を受けたとし、「自身の認識が甘かった」と述べました。

今後の対応として、夏休みのうちに学校や幼稚園などに浄水器を設置するほか、水源地で活性炭を使ったPFASの除去を進めるということです。