代行用の車を使い…会社ぐるみで“白タク”行為か 会社社長の男を逮捕 去年4月から内偵捜査【新潟】

新潟県南魚沼市などで、地方運輸局長の許可を受けないで、タクシー行為をした疑いで代行業の会社を経営する男を逮捕しました。

道路運送法違反の疑いで逮捕されたのは、南魚沼市美佐島の会社社長の男(48)です。

男は国土交通大臣から委任を受けた地方運輸局長の許可を受けないで、南魚沼市内などで、不特定の客の需要に応じ、自ら経営する自動車運転代行会社名義の随伴用自動車を使用して、複数回にわたり有償で運送し、もって一般旅客自動車運送事業を経営した疑いが持たれています。

警察によりますと、去年4月、男の会社の従業員が代行用の車に客を乗せて、物損事故を起こし、その際に白タク行為を認めたことで事案が発覚。

警察はその後、会社ぐるみの可能性があると見て、内偵捜査を続け、複数回白タク行為を確認したことから、男の逮捕に踏み切ったと言うことです。

警察は捜査上の支障があるとして、男の認否については明らかにしていません。

警察は継続性や常習性があったかなどを詳しく調べています。