『オミカレ』を運営するオミカレは、8月14日、「帰省と婚活プレッシャー」の意識調査の結果を発表した。同調査は、2023年7月27日~8月4日の期間、全国の婚活パーティー参加者1,170人を対象に、インターネットで実施したもの。
はじめに、帰省先で結婚について聞かれることはあるか尋ねると、全体で「ない」が、わずかに「ある」を上回る結果に。男女別でも「ない」が上回っているが、男性では52.5%・女性では58.4%と、若干女性が上回った。
「ある」と回答した人に、誰に聞かれるのかを尋ねると、「母親」(男性:50.5%、女性:41.1%)がダントツのトップに。男女ともに母親が1位だが、男性では半数を超える結果となった。
次いで、男性の2位は「父親」(14.6%)、女性は「叔父・叔母」(19.7%)、3位は男性「既婚の友人」(12%)、女性「祖父母」(16%)と続いた。
男女で比較をすると、女性は上位3位は全て「家族や親戚」であるのに対して、男性の3位には「既婚の友人」がランクインした。
また、男女ともに、結婚について聞かれることについて「プレッシャーに感じる」という人が、「感じない」と回答した人を大幅に超える結果に。「感じる」と答えた人の割合は、男性が76%(「とても(32.8%)+少し(43.2%)」)、女性が88.1%(「とても(48.3%)+少し(39.8%)」)となった。
次に、親や親戚に言われて嫌だなと思うことを聞くと、「結婚している家族や友人と比べられる」が男女ともに1位に選ばれた。
次いで、男性の2位には「〇〇さんは結婚したらしいよと言われる」、女性は「子供は早いうちがいいよと言われる」がランクイン。
「〇〇さんは結婚したらしいよと言われる」は、女性の3位にも選ばれたことから、男女を通じてモヤモヤを感じるワードであることがうかがえる。ちなみに、男性3位には「理想が高いと言われる」が選ばれた。
プレッシャーに感じた時、どんな行動をするか問うと、「プレッシャーは受け流し、特に行動は変えない」という人が60%を超え、圧倒的1位に。続く2位は、男性が「より婚活に力を入れる」、女性が「婚活のやる気が下がり、一旦婚活から離れる」と、男女で異なる回答となった。
帰省をきっかけに婚活への意識は変わると思うか質問すると、「変わらない」と回答した人が、男性は54.5%・女性は45.5%と、「変わる」(男性:15.1%、女性:11.2%)と回答した人を大幅に上回った。