2023年2月6日に、トルコ南東部とシリア国境付近で発生した、大地震。
被災地では、多数の家屋が倒壊し、同月10日時点で死者が2万人を超えています。
登山家の野口健さんが代表を務めるNPO法人『ピーク・エイド』は、支援活動を開始。
野口さんは、同月8日にTwitterを更新し、寝袋の寄付を呼びかけました。
極寒のトルコ・シリア被災地 野口健が寝袋の寄付を呼びかけ 「日本にとってトルコは恩人」
投稿には、多くの反響が寄せられ、「協力したい!」といった声が相次いでいます。
そんな中で、アウトドア用品を製造販売する『コールマン』から、寝袋を2千個を寄付するという連絡がきたとのこと。
コールマンさんから寝袋2000個のご寄付の連絡を頂きました。熊本のテント村ではテントなど物凄くサポートをして下さったコンルマンさん。2000個といす数にも驚き、熊本地震からの更なるサポートに、私、生涯コールマンさんには足は入れても、足を向けて寝る事はできません目標設定を3000個にします。
実は、東日本大震災や熊本地震など、これまでもさまざまな災害現場に、物資の寄付を行ってきた『コールマン』。
その実績もあるからこそ、迅速に支援を打ち出すことができたのでしょう。
素早い対応に、野口さんも「コールマンさん、本当にありがとうございました。どれだけ感謝してもしきれません」と喜びをつづっていました。
投稿には「さすがです。これからキャンプ用品はコールマンを買います」「行動が早い!ありがとうコールマン」など称賛の声が上がっています。
連日厳しい寒さで冷え込んでおり、暖を取れる物資を必要としている、被災地。
コールマン製の丈夫な寝袋が、一刻も早く人々の元へ、届けられるといいですね。
[文・構成/grape編集部]