当時現場は通行止め等なく…国道が数m陥没し大学生の男女3人乗った軽乗用車が転落 うち1人は骨盤を骨折か

21日未明、愛知県設楽町の国道が陥没し、大学生3人が乗った軽乗用車が転落しました。3人は骨折などのケガをしましたが、意識はあるということです。

道路が数メートルの深さに陥没し、軽乗用車が転落しています。

警察によりますと、21日午前1時半すぎ、設楽町の国道420号線で、軽乗用車に乗っていた女性から「陥没していたところに車で突っ込んだ」と警察に通報がありました。

軽乗用車には大学生の男女3人が乗っていて、自力で脱出して病院に搬送されましたが、21歳の男子大学生が骨盤を骨折しているとみられるほか、21歳の女子大学生が自力で歩くことができないということです。

3人はいずれも意識はあるということです。

気象台によりますと、周辺では19日から20日にかけて、局地的に激しい雨が降っていて、大雨の影響で陥没したとみられていますが、当時現場の国道は通行止めになっていませんでした。

3人は大学のサークル活動から帰宅する途中で、新城市方面から豊田市方面に向かって車で走っていたということです。