飼い犬の一生にかかるお金は平均388万円 – 大きさで違いも

モデル百貨は8月18日、「犬を飼うにあたり一生でかかるお金について」の調査結果を発表した。調査は2023年6月19日~7月18日、全国の犬を飼っている1,409人(小型犬500人、中型犬500人、大型犬409人)を対象に「MoneyGeek」にて行われた。
○もっとも費用がかかるのは大型犬

調査の結果、犬を飼うためにかかる一生の費用は、全種平均で388万2,754円となった。小型犬・中型犬・大型犬の大きさ別に見てみると、もっとも費用がかかるのは大型犬(452万5,566円)で、次いで小型犬(365万1,586円)、中型犬(347万1,156円)の順だった。費用がもっともかかる大型犬と、もっともかからない中型犬の差は100万円以上となった。
ごはんやトイレまわり、おもちゃ、サロン、医療費など
犬の一生にかかる費用の対象としたのは、主食代・おやつ代など「食費」の合計、ペットシーツや消臭スプレー、オムツ・トイレまわり消耗品代、おもちゃ、洋服などの「消耗品・雑費」、トリミングやグルーミングなどの「ペットサロン利用料金」、病気やケガなどの通院費、健康診断、狂犬病予防接種、ワクチン接種、ペット保険などの「医療費」、犬自体の購入代金、犬を迎えるにあたってかかった準備費用(畜犬登録、マイクロチップ装着、ベッドやトイレなど備品の購入)、避妊・去勢費用などの「初期費用」となっている。

「ドッグフードの栄養バランスや飼育環境の向上、医療の発達などの理由で犬の寿命はどんどん延びているといわれている。長年連れ添う大切な家族のため、責任とその分のお金がかかることを改めて認識できた結果となった」と同調査。