30件で約60万円の保険金過大請求…グッドスピードが1051件の調査結果を公表「確認不足で起きた」

名古屋の中古車販売大手「グッドスピード」が、2023年4月から保険金を請求した1051件について調査結果を公表し、30件で約60万円の過大請求があったことがわかりました。

グッドスピードは、損害保険会社から過去の請求について調査協力を求められていて24日夜、2023年4月から8月8日にかけて請求した1051件についての調査結果を公表しました。

報告書によりますと、このうち30件で63万3950円の過大な保険金の請求があったということです。

具体的にはバンパー内部の塗装について、現場で不要として行わなかった作業についての請求をするなど、当初の「作業指示書」通りに行っていたということです。

グッドスピードは「作業指示書の作成と、実際に作業を行うスタッフが別のため、確認作業が不足して起きた「過失」と説明しています。

今回の報告は、保険会社が調査した案件は含まれていません。今後についてグッドスピードは「全容解明に向け調査を継続し、進行に応じて経過を公表する予定」としています。