電子レンジでチンする時、何でもラップはかける? パナソニックの判断基準に「全部にかけてた…」

電子レンジで料理を温める際に悩むのが、食品用ラップフィルム(以下、ラップ)を『かける・かけない問題』です。
例えば焼き魚を温めたい場合は、ラップをかけたほうがいいのでしょうか。
ラップをかける・かけないを決める基準を調べてみました。
電子レンジのメーカーはどのような見解なのでしょうか。
人気のスチームオーブンレンジ『Bistro』シリーズを展開するパナソニック株式会社(以下、パナソニック)によると、ラップならではの『水分を逃さない』『食品を蒸らす』という効果を活用するかどうかが、ラップを『かける・かけない』を左右するとのこと。
※写真はイメージ
例えば、『食材の水分を逃さずにしっとりとさせたい』『食品を蒸らしたい』というケースでは、ラップをかけたほうがいいとなります。
シュウマイなどの蒸し物や冷凍ご飯、ゆで野菜のほか、煮魚などタレがかかった食品もラップをかけたほうがいい料理です。
カレーやシチューといった水分が多くはじけやすい食品も、ラップをして加熱するのが基本です。
一方、料理のパリッと感を維持したいのなら、ラップをかけずに温めるのがお勧めだそうです。
パナソニックによると、以下の料理が該当するとのこと。
・炒め物
・揚げ物
・焼きそば
・ハンバーグ
・焼き魚
また、みそ汁などは十分に水分があるためラップをしないで加熱する食品です。
ちなみに、ラップを使う際は、料理から出た蒸気でラップに圧力がかかり、裂けてしまうことがあるそうで、少し緩めにかけるのがコツとのことでした。
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判断基準が分からず、すべてに必ずラップをかける、そもそもラップはかけないという方法を取っている人もいるでしょう。
しかし、適切に使い分けることで料理のおいしさが変わります。今回紹介したラップを『かける・かけない』の基準を参考にしてみてはいかがでしょうか。
ラップの使い分けについて、もっと詳しく知りたい人はパナソニックのウェブサイトを覗いてみてくださいね。
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[文/デジタル・コンテンツ・パブリッシング・構成/grape編集部]