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きょう24日午後3時、沖縄の南に、台風9号「サオラー」が発生しました。
台風9号「サオラー」発生
きょう24日(木)午後3時、沖縄の南に台風9号「サオラー」が発生しました。中心気圧は1002hPa、中心付近の最大風速は18m/s、最大瞬間風速は25m/sとなっています。台風9号は今後、沖縄の南からフィリピンの東で停滞したり、複雑な動きをするでしょう。この海域の海面水温は高く、この先は発達し、27日(日)にはフィリピンの東で強い勢力となる見込みです。まだ進路が定まっていませんが、沖縄に高波など影響を与える可能性もあります。今後の動向に注意が必要です。また、それとは別にマリアナ諸島には熱帯低気圧があり、24時間以内に台風に発達する予想です。こちらは、27日(日)には小笠原諸島へ接近するおそれがあり、その後は、関東などに近づく可能性もあります。まだ、進路や影響が定まっていないため、今後の情報に十分ご注意ください。
台風の名前
「サオラー」は、ベトナムが用意した名前でウシ科の「ベトナムレイヨウ」に由来しています。台風の名前は、「台風委員会」(日本含む14カ国等が加盟)で各加盟国などの提案した名前が、あらかじめ140用意されていて、発生順につけられます。準備された140を繰り返して使用(140番目の次は1番目に戻る)されますが、大きな災害をもたらした台風などがあると、加盟国からの要請によって、その名前を以後の台風では使用しないように別の名前に変更することがあります。