ナナちゃん人形とお揃い…呂布カルマさんが危険運転防止の啓発イベントに「少しでも皆さんの意識が変われば」

名古屋駅前のナナちゃん人形が25日、人気ラッパー・呂布カルマさんに変身し、その足元でイベントが開かれました。

呂布カルマさんは愛知県のドライバーマナーの向上に向けたキャンペーンで隊長に任命されていて、自作のラップで危険な運転の防止を呼び掛ける動画がYouTubeなどで公開されています。

<呂布カルマさんの動画>
「ながら運転すんなよ ヤバすぎるって スマホの画面 見るなら停車 しなきゃ違反だって 知ってんだろ?」

25日は、ナナちゃんとお揃いのTシャツ姿で啓発イベントに登場しました。

呂布カルマさん:
「愛知県の交通事故死亡率は毎年ワースト3を競い合っているような、そういう危ない街なので。ちょっとでも皆さんの意識が変わるといいなと思っています」

会場で、VRをつかった「ながらスマホ」で、自らその危険性を体験しました。

呂布カルマ:
「経験ありますよね、正直。たまたま運が良く、僕は事故になっていなかっただけだなと改めて思いました。たった1秒2秒とかでも、ものすごい距離進んでいるんだなと改めて思いました」

イベントでは、7年前に運転手が「ポケモンGO」をしていたトラックにはねられ、9歳の息子を失った則竹崇智さんも講演し、「ながらスマホ」運転の根絶を訴えました。

則竹さん:
「敬太はこの水筒をかけていました。そして2トントラックの前輪に11mほど引きずられて、敬太に乗り上げる形でトラックは停車。私はながらスマホ運転は危険運転だと思っています、殺人行為だと思っています」

危険運転の防止を呼び掛けるキャンペーンは、12月まで続きます。