従業員6人が犠牲となった村上市にある三幸製菓荒川工場の火災から11日で1年です。工場では犠牲者を悼み供養式が執り行われました。
去年2月11日に村上市の三幸製菓荒川工場で発生した火災。鎮火までに約12時間かかり、アルバイト従業員など6人が死亡しました。
【齋藤正昂アナウンサー】
「火災の発生から1年が経った三幸製菓荒川工場です。もともと、こちらに火が出た建物がありましたが解体作業が終わり、今は何も残っていません。その脇にあるテントには献花台が設けられています」
火災の発生から1年となる11日、工場の敷地内には献花台が設置されたほか犠牲者を悼み物故者供養式が執り行われ、遺族や会社の従業員約100人が参列しました。
【三幸製菓 佐藤 元保 代表取締役CEO】
「大変な重大な事故であり非常に重く受け止めております、まずはご遺族様への謝罪と再発防止を全うすることが私たちの責務」
また三幸製菓は2月11日を「安全の日」と定め県内3つの工場で避難訓練を実施しました。