柏崎刈羽原発の重要施設の周辺で人の侵入を監視するために増設した照明設備が半年以上電源に接続されず点灯していなかった問題で、稲垣武之所長は「あってはならないこと」との認識を示しました。
【柏崎刈羽原発 稲垣武之 所長】
「我々、改善を進めてきているプロセスを作りあげていく中で、まだ未熟な部分があった」
テロ対策の不備が相次ぎ、関連会社との連携など改善を続けている東京電力ですが、今回の問題も情報の共有などに原因があったとしています。
東京電力は再発防止のため施設の新設や変更があった際の情報の共有などについて、すでにマニュアル改訂したということです。
【柏崎刈羽原発 稲垣武之 所長】
「今後、こういった事案が再発する可能性は極めて低くなっている」