「難癖をつけているバカが多すぎる」ホリエモンが処理水放出反対に怒り「山本太郎、聞いてるか。この野郎」

8月25日、実業家のホリエモンこと堀江貴文氏(50)が自身のYouTubeチャンネルを更新。「福島第一原発の処理水に関して難癖をつけているバカが多すぎるので解説します」と題された動画で、福島第一原子力発電所にたまるトリチウムなどの放射性物質を含む処理水の放出について解説した。
8月24日の午後1時から開始された処理水の海洋放出。処理水は原発で発生した汚染水から放射性物質の大半を取り除いたもの。量が増え続け、保管の限界が迫っていた。政府によると、処理水は、大量の海水と混ぜてトリチウムの濃度を国の基準の40分の1を下回るよう薄められてから放出される。しかし、これまで安全性の確保や、風評被害に対する懸念の声があがっていた。
このような懸念が上がることについて堀江氏は憤りを隠せない様子。冒頭から、「一部のマスコミと左翼の活動家みたいなアホが大騒ぎしているんで。こいつらはホント頭が悪すぎて、俺わざわざ解説しなくてもいいかなと思ったんですけど。薄めるっていう概念が理解できないみたいですね」と切り込んだ。
堀江氏は、今回の処理水について「トリチウムは低レベルな放射性廃棄物として、それを処理した水に微量のトリチウムが、それ以外の汚染物質についてはできる限り除去してそれを海洋放出すると。充分に薄めた状態で、環境にほぼ影響がないような状態で排出する」と説明し、処理水の安全性に太鼓判。
そのうえで、「いつ放出しても文句言うやつは文句言うんで。いろんなことに難癖つけて、放射性物質を盾にしたヤクザみたいなもん。それがなんか利権化している。放射性物質だったらみんな怖がってくれるから、みんな応援してくれるだろうみたいな」と放出を反対する人々に反論した。堀江氏は周りでも「もう海の魚は食べない」「政府とかマスコミのいうことは信じない」などと発言する人がいるといい、いくら説明しても受け入れられないのだという。
また中国が日本産水産物の輸入を停止した措置についても、「中国の思う壺」だとバッサリ。中国は日本に対する牽制球を投げたいだけ、とした。そのうえで「日本の国益を害しているのは福島第一原発の処理水を安全なのに危険だというふうに言っている、れいわ新選組をはじめとした左派の活動家のやつらだよ! 断言するよ、あなたたちは害悪だ!」と憤りをあらわにした。
「本当にね、まじめに俺は怒ってるよ。正直。いつまでやんの? 事故から13年よ。東北の人たちかわいそうだと思わねぇのか。おめぇらが騒ぐから、いつまでたっても風評被害に悩まされてるんだよ。山本太郎、聞いてるか。この野郎。あなたが東北の人とかを痛めつけてるんだよ」
なおも堀江氏の怒りはとまらない。「まじで俺はイラっとしてますよ。いつまでやるんだと。政府も毅然とした対応をしてほしい。こんな処理水なんかさ、ここまで引っ張ってやる必要ないわけ。だってこれ、難癖なんだもん」と、処理水の放出に時間がかかったことについても苦言を呈した。
最後に、処理水の放出反対を主張する芸能人やインフルエンサーについても「始末に負えない」と痛烈に批判。「おめぇらさ、一回、中学校からやり直せ。科学の教科書読め、バカ。お前のこと言ってるよ。芸能人とかインフルエンサーで、東北の魚は食わねぇとか言っている馬鹿! お前のことだよ! 胸に手を当てて考えろ。おまえら、ちゃんともう一回勉強しろ!」と、経済産業省の処理水に関するホームページを読むよう勧めた。