収穫量減… 猛暑で“野菜”値上がり「食べないわけにも…」 スーパーは品質管理に苦慮【新潟】

8月25日も危険な暑さとなった新潟県内。連日の猛暑は食卓にも影響を与えています。

【いちまん 高井栄二朗 店長】
「葉物野菜とか、枝豆とか、野菜の値段が軒並み上がっている。収穫量が少なくなっている影響があると思う」

この店では24日から、モロヘイヤが10円、チンゲンサイは20円、今週に入り、Lサイズのトマトは1個50円値上げしています。また、お盆以降、値上げが顕著なのは…

【いちまん 高井栄二朗 店長】
「今出している枝豆だと、例年よりも100g30円くらい値上がりしているので、(一袋)100円弱値上がりしている」

今年は猛暑のため、輸送の過程で野菜が傷むこともあり、店内でも品質の保持に気を配っています。

【いちまん 高井栄二朗 店長】
「バックヤードにも野菜が置いてあるので、一番低い温度に設定している。廃棄が出ないように、痛みが出ないように、品質管理をしている」

【松村道子キャスター】
「多くの野菜が値上がりする中、この店では、枝豆や長ナス・ミディトマトのように一袋の数量を減らすことで、お客が買いやすい価格を維持している商品もあります」

品質管理や値段設定で店は工夫を重ねていますが、買い物客からはため息が漏れます。

【客】
「家で野菜を作っている。ピーマンは去年枯れなかったが、今回はみんな枯れて、ナスも枯れたので野菜を買わないといけない」

【客】
「去年と比べると高くなっている。でも、食べないわけにはいかないから。だいぶ(負担は)違う」

一方で、価格が変わらない野菜も。

【松村道子キャスター】
「暑さの影響を受けやすい葉物野菜の中でも、レタス・キャベツは価格が変わっていないということです。きょうはお買い得品としてたくさん積まれています」

それでも、枝豆・トマト・ナス・キュウリなど、旬の野菜が軒並み値上がりしているこの夏。

【いちまん 高井栄二朗 店長】
「雨が降らないと、気温も下がってくれないと、安定した価格にはなってこないと思っている」