「異常としか言いようない」5日連続で新潟が日本一の暑さに…公園の植物にも影響 26日も危険な暑さ続く

新潟県内は8月25日も各地で危険な暑さとなりました。高温や雨が降らない異常な天気に長岡市の公園では植物の管理に影響が出ています。26日も気温が高くなることが予想されます。引き続き、熱中症に警戒してください。

フェーン現象により、25日も気温が上がった県内。

最高気温は阿賀町津川で38.3℃と全国で最も高くなったほか、長岡市など18の観測地点で猛暑日となりました。

【街の人】
「長く生きちゃったけど、こんなに暑いの初めてな気がする。異常としか言いようがない」

【街の人】「地獄みたいな暑さ。とりあえず倒れないように注意してやっていかなくちゃという感じ」

長岡市の国営越後丘陵公園では涼を求めて水遊びを楽しむ子どもの姿が見られた一方、多くの人を出迎える植物に猛暑や水不足の影響が出始めています。

【山中麻央アナウンサー】
「公園内の芝生は普段、鮮やかな緑色をしていますが、雨が降らない影響で一面茶色くなっています」

【植物管理作業員 安井一也さん】
「雨が降らないので、毎日水をやるのが非常に大変。木も枯れてしまうようなことが起こってしまう。植物もそうだが、人間も参ってしまう」

まだまだ暑い日が続く見込みの県内。多くの人が毎年楽しみにしている秋の花・コスモスに影響が出ないよう職員は管理に追われていました。

【植物管理作業員 安井一也さん】
「お客さんに楽しんでもらえるように、花をちゃんと咲かせられるように管理している。楽しんでいただければ十分」

26日も危険な暑さは続く見込みで、環境省などは熱中症警戒アラートを出し、熱中症への厳重な警戒を呼びかけています。