四則演算とは名前の通り、四則を用いた計算のこと。四則というのは、算数においてもっとも基本的な計算式である「加算(足し算)」「減算(引き算)」「乗算(かけ算)」「除算(わり算)」の4つを合わせたものです。
四則演算は、基本の計算方法のうちいずれを使用するのか考えるという計算式です。四則演算は基本的な計算能力が身に付くだけでなく、脳のトレーニングにもなります。本記事で出題するのは「9□9□9=10」という式の□を解答するというもの。次章で正解を発表します。
正解は「9÷9+9=10」です。ただし割り算や掛け算は、足し・引き算よりも先に計算するのが、算数の基本的なルール。答えの割り算と足し算は、順序が逆でも構いません。計算してみると「9÷9=1」となり「1+9=10」です。
正解をすぐに閃く場合もあるかもしれませんが、問題が複雑になるほどスムーズな解答が困難になります。四則演算を解くコツは、空欄に当てはまる記号が、足し算と引き算よりも、かけ算とわり算である可能性を先に考えることです。
基本的な算数の計算でも、出題の仕方を変えることで、通常の計算とは異なる思考を要します。頭の体操にうってつけなので、ぜひほかの四則計算にもトライしてみてください。
※この記事で紹介した正解はあくまで一例です。
[文・構成/grape編集部]