図書館返却ポストに指が挟まり切れ落ちた女性 「本を返しに行っただけなのに…」

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本を返そうとした際に、返却ポストで指先が切れる重傷を負った女性がいることを、『New York Post』などアメリカのメディアが伝えている。
7月28日、アメリカ・フロリダ州で暮らすバーバラ・ヘイヴァリーさんが図書館に行き、借りていた本を返すことにした。
しかし返却ポストに本を入れた瞬間、想定外の悲劇に見舞われることに。金属製の差し入れ口プレートに、左手の指1本が挟まってしまったのだ。
この時、プレートが指の動脈を傷つけたため、バーバラさんは大出血。突然の出来事にショックを受けつつも、左手中指の一部が切れてポスト内に落ちたことに気付いた。
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看護師でもあるバーバラさんは、すぐに図書館職員に声をかけて「ポストに指先が落ちてしまったの、すぐに拾って氷で冷やしてほしい」と懇願した。
その様子を近くで見ていた利用者が慌ててトイレに駆け込み、ペーパータオルを持って戻ってきた。
職員は他の利用者たちに本を貸し出す手続きに追われていたが、バーバラさんは「とにかく指を拾って」「冷やしてください」と要求し続けた。
どうにか切れ落ちた指先を回収して病院に行くことができたバーバラさんだが、再接着術はうまくいかず断念することになった。
バーバラさんの夫は図書館に行き返却ポストを確認したというが、そこには「故障中」と印刷された紙が貼られていたとのこと。担当弁護士もこの件についてメディアにコメントし、「過去にも怪我をした人がいるのかもしれません」と話した。
孫を連れて行くこともある通い慣れた図書館で重傷を負ったバーバラさんは、「この怪我のせいで、私の生活は変わりました」とコメントした。
また「危険なことをしていたわけじゃありません、私は図書館に本を返しに行っただけなんです」「なのに指先を失ってしまいました」とも話し、今後はヨガやゴルフもできそうにないと明かした。