手術支援ロボット「ダビンチ」に興味津々…小中学生が地元の病院で医師の仕事を体験 愛知・西知多総合病院

夏休み最後の週末となった8月26日、愛知県東海市の西知多総合病院で、地元の小中学生が医師の仕事を体験しました。

中でも子供たちが興味津々だったのが、ゲームのように手を動かすとロボットアームも動く、手術支援ロボット「ダビンチ」。

複雑な手の動きも再現できるため、より繊細で丁寧な手術が可能で、ガンの切除など、今世界中で活躍している最先端の医療機器です。

この病院では8月から運用が始まったばかりで、子供たちは5ミリほどの輪ゴムを持ち上げる操作を体験しました。

中学1年生:
「つかむのが難しかったけど、慣れたら簡単でした。自分がやってるみたいな感じだった」

小学6年生:
「あれ(モニター)で見ると大きくて作業がしやすいけど、本当はこんな小っちゃかったから、技術がすごいなと思いました。子供が優しく元気になれるような、笑顔いっぱいのお医者さんになりたいです」

地域医療は医師のなり手不足が進んでいて、担当した医師は「魅力のある病院を目指し、将来子供たちにこの仕事を継いでいってほしい」と話していました。