愛知県内初の女性首長に…長久手市長選で初当選の佐藤有美さん 街頭で「市民の願いが反映される街づくりを」

27日に投開票された愛知県の長久手市長選で初当選し、県内初の女性の自治体トップとなる佐藤有美さんが、一夜明けて「市民の願いが反映される街づくりをしたい」と決意を語りました。

長久手市長選で初当選を果たした、元市議で新人の佐藤有美さん(45)は、28日朝早くから市民が多く利用する駅前に立ち、感謝の気持ちを伝えるとともに、今後への決意を語りました。

佐藤有美さん:
「市長になっても、自分が市民の1人であることを忘れずに、多くの市民の皆さんの声をしっかり聞いて、市民の願いが反映される街づくりをしていきたいと思っています」

今回の選挙は、現職の引退に伴い新人3人による激戦となり、佐藤さんは18歳までの医療費無償化など、子育て支援の充実などを公約に掲げ初当選しました。

投票率は前回を0.76ポイント上回り、38.48%でした。

愛知県内で女性の自治体トップが誕生するのは初めてで、佐藤さんは「社会の意識が変わり、男女問わず能力のある人が活躍できる社会になるといいと思う」と話していました。