駐車場で立ち小便した10歳少年が逮捕 母親の抗議で警察がミス認め釈放に

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アメリカ・ミシシッピ州で、立ち小便をした少年が、警察に一時的に身柄を拘束されていたことがわかった。『Fox 13』『New York Post』など複数のメディアが報じている。
10日、ミシシッピ州セナトビア在住の母親が車に娘と息子(姉弟)を乗せ、弁護士事務所を訪れた。母親は駐車場に車を止め、子供たちを車内に残したまま事務所に入っていったという。
しばらくして、息子(10)が尿意を催した。姉に相談するも「ここにトイレはないと思う」などと言われたため、車を降りて後ろにまわり、そこに立ち小便をしたそうだ。
そのとき偶然通りかかった警察官が、立ち小便を目撃。息子を捕まえて注意したうえ、事務所内にいた母親の元に連れて行った。
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警察官は当初、母親たちに注意するにとどまったものの、のちに加わった上司とみられる警察官たちが、「少年の振る舞いは違法行為で、刑務所に行く必要がある」などと説明し、息子の身柄を拘束。
手錠はされなかったものの、そのままパトカーで近くの警察署に連行された。
逮捕を受けて、母親は「駐車場で立ち小便は正しいことではないが、言葉も出ません。なぜ10歳の子供を逮捕するのか」などと『Fox 13』の取材に答えた。
母親の抗議が実ったのかは不明だが、しばらくして息子は釈放された。本人によると、署内の留置場に入れられたという。
『FOX13』が警察に問い合わせたところ、「(少年を警察署に連行したのは)少年裁判所に書類送検するためです。母親が近くにいるにもかわらず、署員は判断を誤りました。研修を実施して再発防止に努めます」などと、文書で回答があったそうだ。
その後、少年に何らかの罰則があったのかは不明だ。