名古屋市中村区の集合住宅で男性が血を流して倒れているのが見つかり、その後死亡した事件で、男性の死因は失血死だったことが解剖結果で分かりました。
26日朝早く、名古屋市中村区太閤通6丁目の集合住宅で、この家に住む曽根英之さん(52)が血を流して仰向けの状態で倒れているのが見つかり、搬送先の病院で死亡が確認されました。
27日の解剖の結果、曽根さんの死因は何者かに刃物で刺されたことによる出血多量とみられ、体には切り傷が10カ所以上あったということです。
警察は殺人事件として捜査を進めていて、同じ集合住宅の52歳の男に事情をきいたところ、突然バールを突き付けて脅したため、公務執行妨害の現行犯で逮捕しています。
警察は、男が曽根さんが死亡した経緯についても知っている可能性があるとみて調べを進めています。