ショーで客席へ突っ込み親子ケガ…ラグナシアで起きた水上バイク事故 書類送検された社員ら4人が不起訴処分

愛知県蒲郡市の「ラグナシア」で去年、ショーの最中に水上バイクが客席に突っ込んだ事故で、書類送検された運営会社の社員ら4人が不起訴処分となりました。

ラグナシアでは去年4月、ショーの最中に水上バイクが客席に突っ込み、客の女性(当時37)と中学生の娘(当時13)がケガをする事故がありました。

警察は、運営会社「ラグーナテンボス」の男性社員(54)や水上バイクを操縦していた男性(25)ら4人を、安全対策を怠るなどした業務上過失致傷の疑いで、今年2月に書類送検していました。

警察の調べに対し、4人はいずれも容疑を認めていましたが、名古屋地検豊橋支部は29日付けで4人を不起訴処分としました。理由は明らかにしていません。

また、2021年12月から去年2月にかけ、水上バイク免許を持たない出演者がショーで操縦していたとして、法人としてのラグーナテンボスと社長の男性(56)も小型船舶操縦者法違反の疑いで書類送検されていましたが、不起訴となりました。