Biz Hitsは8月28日、「夏季のエアコン利用に関する意識調査」の結果を発表した。調査は7月19日～8月18日、夏季にエアコンを利用している男女395人(女性235人/男性153人)を対象にインターネットで行われた。
○エアコン冷房の設定温度、多いのは「26度」「27度」「28度」
夏季のエアコンの設定温度を聞いたところ、「26度」(24.0%)、「27度」(23.0%)、「28度」(21.3%)に回答が多く集まり、全体の68.3%が「26度～28度」であることが明らかに。設定温度を決めるポイントとしては、「節電と体調の両方」が最も多く41.6%。これを設定温度別にみると、「快適さ」「体調」を考慮している人は「26度」、「節電」を考慮している人は「27～28度」に設定する傾向がうかがえた。
また、就寝中のエアコンは「つけっぱなし」にしている人が最も多く55.9%。次いで「タイマーを設定して切る」(27.1%)が続き、エアコンを付けずに寝る人は全体のわずか15%ほどだった。
○エアコンのフィルター掃除はいつするか
次に、「エアコンのフィルター掃除はいつするか」を複数回答で聞いたところ、1位は「夏季になる前」(40.3%)で、「使いはじめはカビやホコリの臭いが気になる」「涼しい風が出るから節約になる」といった声が。フィルターが目詰まりしているとエアコンの効きが悪くなる上に、付着しているホコリやカビは空気中に舞ってしまうことも。そのため、フィルターをキレイにして、気持ちよく使い始めたいという声が多数寄せられた。
続く2位は「年に数回」(30.4%)。「暖房でも使用するため、数ヶ月に1回程度行っている」「定期的に掃除しないとカビが繁殖しそうだから」「犬の健康管理と妻が喘息持ちの為、なるべく清潔にするよう心がけています」といった声が。
3位は「夏季が終わってから」(15.9%)で、「翌年の夏」または「暖房を入れるまで」はエアコンを使わない人も多いよう。そのため「使用後はキレイにしたい」という思いで、冷房を使わなくなったタイミングで掃除する人が目立つ結果に。
また、「面倒だから」「掃除が難しそう」「今のところ問題を感じないので」「エアコンの自動洗浄に任せているため」といった理由から「ほぼしない」(14.7%)という人も見受けられた。